デザイン事務所のONとOFF

群馬県高崎市を拠点に活動するデザイン事務所「TROiSDESIGN~トロワデザイン~」のスタッフブログ「デザイン事務所のONとOFF」である。群馬美少女図鑑編集部ブログも兼ねる。

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少し早い春の訪れ

 予想外の多忙

 昨年末は正直不安があった。この世界は毎月決まって仕事が入る訳ではない。たとえば企業パンフレットの仕事を受けたとしても、次の発注は早くて1年後。それでも人件費なりの固定費は毎月変わらずに発生する。
 しかしいざ2008年を迎えたら、その不安は一気に払拭された。以前からお付き合いのある企業様からの新たな発注や、新規のお客様からの広告物の発注など、仕事の依頼が殺到している。また、デザイン事務所としては大きな「毎月固定の仕事」の依頼もきた。明けは「足使って営業かけなきゃだな」って思っていたが、もうそれどころではなくなった。現状受けた仕事をこなすのに必死だ。忙しいが、不安がなくなり楽しい仕事の時間を過ごせている。疫病神でもいたのか・・・



 大切な日

 明日は某出版社で編集会議。前述した「毎月固定の仕事」である。アートディレクションを弊社で担う事になったこの月刊誌、編集会議では遠慮せず企画案をぶつけたいと思う。良いモノを作るためにはある種“喧嘩”が必要なのだ。ガラッと誌面のビジュアル的変化をもたらし、視覚的な広告効果を与えたい。
 夕方からは化粧品メーカーとのパンフレット打ち合わせ。ここで新たな提案のプレゼンをする。そのためにある英国人画家とも話をまとめ、準備は完全だ。この提案が採用されれば、化粧品メーカーではある種革命となるだろう。実現させたい。



 少し早い春の訪れ

 暖冬だと騒がれていたが、ここにきて厳冬の日が続いている。関東平野部でも先日初雪を記録した。そんな世の中とは並行せず、今トロワは春の兆しが伺える。桜の開花を待たずに気持ちは春一色。今年は花見で旨いお酒が飲めそうだ。

 これも、支えてくださっているのは仕事を依頼してくださるクライアントの皆様のお陰。その感謝の念を忘れずに、ひとつひとつ大切に仕事をおさめていこう。



文・三木康史
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歳がとれる幸せを感じる

年々歳々花相似 歳々年々人不同

 「花は毎年同じような感じで咲くのに、人は時の流れとともに移ろいでくー」って意味だそうです。このホームページを作成するにあたり、自分のプロフィールを振り返ってみて思った。
 
 本当にいろんなことがあったなぁと。もちろんプロフィールに載ってない、もっとダウン系な事がもりもりあったわけだが。でも、正味10年来の夢、『ライター』になれたのだから、全部OK!

 で、些事は置いといて、3月3日TROISDESIGNの日(3の日)小耳にはさんだ所によると、トロワデザイン主催で展示会をやるとかやらないとか、、。
 どぉなんだろ?頭の中はもうソレでいっぱいだ。『字』だけでなんて、、ケッコーいろいろできると思いますよね。でも問題は、どれだけスペースを与えてもらえるのかどうか??
 
 壁一枚分くらいもらえるのかなー?でも、大きいテーブルの上一面のスペースも捨てがたいなぁ、、。
 B5サイズのスペースでも面白いものなんて、何とかなるかー。

 ん~楽しみ楽しみ。
年々好 日々好 ねんねんこう にちにちこう!



文・湯浅直人

素敵な打ち合わせ

 至福の時間

 群馬県高崎市の閑静な住宅街に「リュスティーク」というレストランがある。うちの事務所の目と鼻の先に位置するこの店は、僕らスタッフ行きつけの食事処。ランチ・ディナーと、フレンチベースの料理が胃と心を満足させる。僕のここでのお気に入りがマスタードソースのかかった魚料理。これはマジやばい!ちなみに去年のクリスマス、ここで両親と3人で素敵なディナーを。陽気で穏やかなマスター、失礼に値するかもしれないが母親のような奥さん、笑顔がキュートなバイトのミキちゃん、柔らかい白熱灯のもとで食する料理、どれもがここでは至福の時間を与えてくれる。
 今の事務所を立ち上げた時から、こうやって近くにいるのも何かの縁なのだろう。ありがたい事に「名刺」「SHOPカード」のデザインを承った。これはすでに納品済みなのだが、新たな依頼である「MENUデザイン」の打ち合わせで、本日夜9時に足を運んだ。



 進化ではなく変化

 「お店を変えちゃってください」

 マスターらしい、ちょっと高めのトーンと優しい口調で、その言葉は発せられた。付け加えて「進化ではなく変化を」とも。トレンドに沿って進み続けるのではなく、概念をとっぱらって裸になりたい・・・だから変化なんだと。そんな想いに僕はとても共感した。・・・本当に心の底から。

 「衣服を着ている人々の中でたった一人裸でいるような人だった」

 これは「審判」や「城」で有名な作家【フランツ・カフカ】の彼女であった【ミレナ・イェセンスカ】という女性が、彼を表現するために手紙へと綴った一文。高校時代に僕を“本の虫”にさせたカフカの彼女が何故そう表現したのか。生涯、不条理や孤独というものを訴え続けた彼にとって、纏う事も着飾る事も無意味だった。それは己を曝け出す事、いわば裸であった。この言葉に出会った当時の自分には、痛いほど重くのしかかった。「どれだけ厚着して生きているんだって」ね。でも、あの頃から10年以上が経つけど、少しは薄着でいられている気がする。そんな事を今日マスターは思いださせてくれた。
 華麗に纏う必要も、美しく着飾る事も、この店にはいらないのだ。むしろ余計なものを排除して、スパイシーな香辛料を加える事に近い。「さんま定食を出してもいい」と真面目に話すマスターを、僕も真面目な答えで返した。突拍子もない事をするのに概念は邪魔なだけなんだ。2年ほど前、甥っ子に林檎の絵を描かせた。彼は「皮が剥かれ等分された林檎」を描いた。まさしくこれなんだと思う。彼にとっては「食べる状態となったこれこそ“林檎”なんだ」と。「赤くて丸い林檎」を描くものだとばかり思っていた僕は、自分がどれだけ概念に覆われてきてしまったのか痛感した。
 変化する事にきっと概念は邪魔になる。捨ててしまえば案外楽だったりする。



 準備運動


 打ち合わせは夜中まで続いた。でもマスターの温度に長く触れた事で、十分すぎるほど脳と身体は温まり、あとは動くだけなんだと感じた。準備運動のおかげでアイデアは膨らむ。カタチにするのが楽しみでならない。MENUデザインだけでなく、そのMENU自体の構成から店舗企画・営業展開まで考えてほしいとも言われた。想いに答えなければいけない。責任重大。でも脳と身体は温まったままだ。

 外は、今にも雪が舞いそうだけどね。



 文・三木康史

トロワデザイン ブログ開設

 ブログ開設

 トロワデザイン始動から半年が経ち、ホームページリニューアル http://www.troisdesign.jp/ と共にブログを開設しました。このブログではタイトルにもあるように「デザイン事務所のONとOFF」を伝えていけたらと思っています。



 デザイン事務所とは

 「デザイン事務所」と聞くと、何となく“お洒落な感じ”をもたれる方がいるようですが、イメージばかりが先行して意外と現実は地味な仕事も多々あり、簡単に説明すれば広告代理店の規模が小さいものだと思っていただければと。スタッフ数は3~5名ぐらいのところがほとんどで、トロワデザインはその名の通り現在3名の常勤スタッフで構成されてます。また、信頼できるフリーのクリエイターの方々にもご協力いただいています。
 この業界は、俗にいわれる「横文字の職業」の多い現場でもあります。アートディレクター、デザイナー、イラストレーター、フォトグラファー、エディター、ライター、スタイリスト、メイクアップアーティストなど、響きだけはカッコイイ感じがするかもしれません。でも、医師や教師のようにきちんとした資格が存在する訳でもなく、どこからが境界線になるのかは正直曖昧なところがあります。
 では、我々がプロとしてそのクリエイターに位置づけされるのは果たしてどのような形なのか。おそらく、その肩書きに臆する事なく「デザイナーの○○です」と自身をもって言えた時点で、デザイナーと言えるのではないでしょうか。だから、もしこれを読んでいる貴方が「フォトグラファーの○○です」と伝える事ができたなら、その時点で貴方はフォトグラファーなのだと思います。ただ、それで実際仕事がくるのかは別問題で、結局実力が伴わなければ食べていく事はできません。

 「アートディレクターの三木です」

 これが私の肩書きです。名乗る事に今は抵抗を感じません。でも、そう名乗る事と同時に多大な責任を背負うことにはなります。それはプロとしての“意識”の問題で、その思いは捨ててはいけないんだと・・・「報酬をいただく以上、それに相応した働きをする」という事は、おそらくビジネスとしては当たり前の概念ではないでしょうか。
 明日も「アートディレクターの三木です」と、私は抵抗なく伝えると思います。



 スタッフ紹介


 ここで、トロワデザインのスタッフの紹介を。デザイナー兼フォトグラファーの関口、ライターの湯浅、そしてアートディレクターの私。詳細は http://www.troisdesign.jp/ のSTAFFページにプロフィールがありますのでご覧ください。また、3人の「誕生から出会い、トロワデザイン始動」までのヒストリーも同時にご覧ください。



 リレー小説

 今回のホームページリニューアルの時期が、祥伝社出版「Feel Love vol.2」と偶然にも重なりました。まだ創刊間もないこの本ですが、興味深い「コラボ小説」を行ってます。直木賞作家の石田衣良さん・唯川恵さんと女優/タレントとマルチに活動するサトエリこと佐藤江梨子さんのリレー形式恋愛小説。だから何だと思うかもしれませんが、この小説には何処か運命じみた何かを感じてしまうのです。小説のタイトルが「TROIS~トロワ~」なんです。また、ホームページのメインカラーとこの小説の唯一の色づけが“水色”という、まさに必然から生まれた縁のような気がしてなりません。
 私の愛する作家でもある辻仁成さんと江國香織さんが、以前「冷静と情熱のあいだ」というリレー形式の小説を書きました。竹野内豊さん、ケリー・チャン主演で映画化された事で知られているあの作品です。当時はこういった作家同士がコラボしてリレー形式の小説を書く事は珍しく、しかも男性側(純正)と女性側(あおい)の観点で物語が続いていき、特に男性側のラストは衝撃的でした。この小説のあとがきで辻さんが「文通をしているよう」と表現していました。江國さんからの原稿を毎回ドキドキしながら待っていたと。私はこの小説との出会いを「TROIS~トロワ~」で思い返しました。文通のようなこのやり取りを、今度は3つの観点から読む面白さ。早くも第二回の連載で虜になっています。今後の展開が本当に楽しみです。



 最後に

 これから、このブログを通じて「仕事・プライベートと自分の考える事や感じた事」などを「ONとOFF」とでメリハリつけて伝えていけたらと思います。何かご意見・ご感想などあれば遠慮なく書き込んでください。同時に「WORKS」ページにて作品を随時アップしていきますので、リニューアルされた弊社ホームページも宜しくお願いします。



 文・三木康史

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TROiSDESIGN

TROiSDESIGN

TROiSDESIGN(トロワデザイン)という屋号に弊社の経営理念が込められています。trois(トロワ)とは仏語で「3」を意味します。

3つの分野がデザインする

広告物や誌面制作などは、イラストレーション・撮影・執筆の素材すべてを各社に依頼し、それをデザイナーが創り込んでひとつの作品が生まれます。しかし弊社は、それらを社内ですべて請け負い、更なる高みに持っていこうと考えました。それぞれが互いに連携しあい、最終的な構成を頭に置いて制作にあたります。全てが異分野であった「3つ(trois)」のカテゴリが出会い、「合体(design)」する。それを経営の理念に込め、また創業者である三木の「三」に因んで、屋号を『TROiSDESIGN(トロワデザイン)』としました。

小文字の「i」が伝えるもの

数学において「i」は虚数単位を意味します。虚数単位とは二乗して「-1」になる数の事を表します。オイラーの関係式で「iは無限の力を持つ超越した変換者」という人格を表すそうです。「自分の可能性に制限など持たず常に変わり者でありたい」という意味を込めました。また「identity(アイデンティティ)」の「i」にも因み、「自己同一性」という直訳をより発展させた解釈としてとらえてます。「本来自分の中に存在する秘められた“もうひとつの自分”に出会うことができたならば、想像もつかない素晴らしいidea(アイデア)が生まれる」という思いを込め、あえて「i」を小文字で独立化させました。

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