デザイン事務所のONとOFF

群馬県高崎市を拠点に活動するデザイン事務所「TROiSDESIGN~トロワデザイン~」のスタッフブログ「デザイン事務所のONとOFF」である。群馬美少女図鑑編集部ブログも兼ねる。

MiCKYのひとり言。

こんにちは、MiCKYです。



次号の美少女図鑑「光装~picasso~」の撮影が始まりました。
トップを飾ったのは、pojaさん。
上信電鉄さんの協力の元、ストーリー性のある絵が撮れました。


今更ですが、自分は学生時代からデザインを専攻し、
インテリア、インダストリアル、グラフィックの
デザイナー職が本業ではあります。

最近の広告の世界は、10年、20年ほど前とは違い
アートディレクターというポジションが確立されてます。
実際に何をするかというと、
ウィキペディア(Wikipedia)では
美術表現、芸術表現をもちいた総合演出を手がける職務と書かれてます。
要するに映画の世界で言う“監督”のようなものですね。

デザイナー、カメラマン、ライター、スタイリスト、モデルなどの
人の手配から、統一見解を出し、それを伝える役目。
このアートディレクターというポジションが、
ここ数年重要視されてきているのも、
中身のコンセプトを軽視せずに、
根底から共通意識を持って創っていこうっていう表れだと感じます。


群馬美少女図鑑の「光装~picasso~」は
アライアンス毎にアートディレクション力を発揮する、
核となる企画です。
まずはテーマからイメージを考え、
それを伝えるための素材を選定していきます。
素材とは、モデル、衣装、ヘアメイク、ロケ地、小道具などです。
それから、写真の構図、モデルの人物像(性格)など細かな事も決めていきます。
小さな事まで言えば、諸々の申請からスケジュール調整などもあります。
1枚1枚の写真に込められた想いは、凄まじいと思います。

デザイナーを兼任してカメラマンをする自分は、
おそらく一般的な広告カメラマンとは、感覚も考えも違います。
その瞬間の写真が最高でも、最終的な絵が最高でなければ
何の意味も持たないと思ってます。
デザイナー職は「色彩」「印刷知識」「文字組み」「構成」など、
色からバランスまで、常に意識しながら創り込みます。
自分の場合、頭の中のデザイナーズ回路が撮影中に活発になります。
撮りながら、最終の絵を想像して
「モデルの表情に人物像が反映され感情移入できるか」
「印刷では表現できない色をうまく補っているか」
「巻きこまれるページに重要なものが置かれていないか」
「トリミング(切り取る)範囲のバランスがジャストであるか」
など、あげたら本当にきりがありません。


何故にこんな話をしたかというと、
こんなカメラマンもいるんだって事を、
これから社会に出る若者に伝えたかったんです。
経験した事のすべてがいつか必ず役に立つんだって、
無駄にはならないって、僕は思っています。
学んだ事や培った事がその時には意味を持たなくとも、
必ず何処かで力となってくれる。
僕はそう信じてます。

建築・インテリアを学んだ事で、
グラフィックの世界でも空間的な捉え方ができます。
インダストリアルやパッケージングでは、簡単に図面をおこします。
文学を学んでいた事で、
コピーライティングなどの執筆や取材に役立っています。
色彩学を学んだ事で、
印刷、写真、デザイン、すべてに汎用できます。
モデルをやっていた事で、
ポージングなどを指導しやすく、
何より撮られる側の気持ちを理解できます。

本当にその時は、目の前の事に夢中で必死で
経験していく事の意味なんて大してわかってなかったけど、
今思えば、この道を歩くためにその過去が存在したのかとも思います。
というか、そう思いたいんです。



光装の撮影が始まり、
そんな事を感じるMiCKYでした。




追伸:
友人が旅行先から楽しそうな写メを送ってきました。
あー旅がしたいっすね。



MiCKY
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TROiSDESIGN(トロワデザイン)という屋号に弊社の経営理念が込められています。trois(トロワ)とは仏語で「3」を意味します。

3つの分野がデザインする

広告物や誌面制作などは、イラストレーション・撮影・執筆の素材すべてを各社に依頼し、それをデザイナーが創り込んでひとつの作品が生まれます。しかし弊社は、それらを社内ですべて請け負い、更なる高みに持っていこうと考えました。それぞれが互いに連携しあい、最終的な構成を頭に置いて制作にあたります。全てが異分野であった「3つ(trois)」のカテゴリが出会い、「合体(design)」する。それを経営の理念に込め、また創業者である三木の「三」に因んで、屋号を『TROiSDESIGN(トロワデザイン)』としました。

小文字の「i」が伝えるもの

数学において「i」は虚数単位を意味します。虚数単位とは二乗して「-1」になる数の事を表します。オイラーの関係式で「iは無限の力を持つ超越した変換者」という人格を表すそうです。「自分の可能性に制限など持たず常に変わり者でありたい」という意味を込めました。また「identity(アイデンティティ)」の「i」にも因み、「自己同一性」という直訳をより発展させた解釈としてとらえてます。「本来自分の中に存在する秘められた“もうひとつの自分”に出会うことができたならば、想像もつかない素晴らしいidea(アイデア)が生まれる」という思いを込め、あえて「i」を小文字で独立化させました。

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