デザイン事務所のONとOFF

群馬県高崎市を拠点に活動するデザイン事務所「TROiSDESIGN~トロワデザイン~」のスタッフブログ「デザイン事務所のONとOFF」である。群馬美少女図鑑編集部ブログも兼ねる。

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半券ボロボロ、顔もボロボロ。




なんか最近、頻繁に映画館に足運んでる。

ブログも映画ネタが多いからか、解析してみると映画ネタ目当てでの観覧者が多い。そんな方々には本当に申し訳ないが、レポ的な内容のまったくない、恐ろしく薄っぺらい文章ばかり。そして、エゴ。



はい、ミッキーです。スクラップヘブンです。映画って、ある種天国・・・いや地獄かも。



さてさて、今夜のブログはタイトルからも想像できる、懲りずに映画ネタ。でも、いつもと違うのが「たまにはレポってみよう!」なんて思ってます。え、何故かって・・・そんな気分になったから。それだけです。



先日、《おにいちゃんのハナビ》を観た。シアターのなかには、一組のカップルと、おそらく常連の映画好きのオッサンと、自分の4人だけ。本来の席など関係なく、各々が存在を感じないように距離を取り、ほとんど独占状態。空いてる映画館ほど開放的なものはない。僕は、映画が好きなのではなく、映画館が好きなのかもしれない。そんなふうに感じながら、予告編を眺めていた。

通い続けているからか、真新しい予告もなく、ただ淡々と映像と音楽が流れる。「ゆうー!」と潰れそうに叫ぶ岡田将生の顔に、「お前はお前だ。」と抑揚なく語る蒼井優のどこか幸せな顔・・・《雷桜》。「あなたは、一番好きな人と、結ばれましたか?」のコピーが、若くてありきたりなんだけど、なぜか脳に残る。何度もこの予告編を観ていたからだろうと納得を試みたが、なかなか心では整理がつかない。《冷静と情熱のあいだ》では、「あまりに強く惹かれあうと、うまくいかない」「人は一番好きな人とは一緒にはなれない」とあった。どれほどの人たちが、一番好きな人と結ばれているのか。そして、幸せを得ているのか。

まー自分が言えるのは、爺さんになっても「ずっと恋をしていたい」って事。ほんと、ガキ。でも変える気はない。



予告編も終わり、《NO MORE 映画泥棒》が流れ、本編が始まる。いつものように靴を脱ぎ、いざ観賞モードへ。

《蛇にピアス》での迫真の演技から、《フィッシュストーリー》《ソラニン》《BANDAGE バンデイジ》など話題作での出演で、今や若き映画俳優のなかでも注目されている、高良健吾《カナリア》高崎映画祭最優秀新人賞を受賞し、《ユビサキから世界を》ではあの行定勲監督から賛辞を贈られ、同じく俳優として確実に実力をつけている、谷村美月。兄妹の設定で二人を主演におき、大杉漣宮崎美子がその親として、頼もしく味のある脇を固めた。

この映画は、壮大な花火と家族愛の物語だった。

登場人物すべてに意味があり、無駄な存在がひとつもなかった。正直、先が読めてしまう展開の甘さは感じたが、それ以上に花火の美しさと、深く儚い家族愛が、強く心に焼き付いた。気付けば、握りしめていた映画の半券と、仕事帰りの疲れた顔は、ボロボロになっていた。カップルもオッサンも、同じように時を過ごしていたように感じた。何か複雑な展開がある訳でもなく、凝った演出ももちろんなく、ただひとつの家族とそれをとりまく仲間、そしてあの花火が存在するだけなんだけど、どうしてか涙は止まらなかった。あんなに美しい花火を僕は見た事がなかった。リアルに勝るものはないんだろうけど、あの日あそこで見た花火は本当に壮大で美しかった。



気付けば、夏は終わっていた。今年は夏らしい記憶がほとんどない。そのなかで、情熱的な赤を放つ、物語の象徴となった花火は、僕にやっと夏の終わりを告げてくれたようだった。もう、季節はすっかり秋。

こうやって季節が過ぎていき、知らず知らずに時間が流れ、何も感じず目先の事に夢中になる。それはそれで充実してて悪くはないんだけど、たまには立ち止まって自分自身に「何故?」って問いかけてみたい。そうすれば、季節と時間の流れを感じながら、いろんな感情をもてるのかなぁって、ね。



もし、こんな三木の気持ちを少しでも感じたい方は、是非《おにいちゃんのハナビ》を観に行ってください。あの壮大さは映画館でしか味わえない気がします。思い切り泣きたい方は、一人映画で。そして、どんなふうに感じられたか、メッセください(笑)
miki@troisdesign.jp



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TROiSDESIGN(トロワデザイン)という屋号に弊社の経営理念が込められています。trois(トロワ)とは仏語で「3」を意味します。

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広告物や誌面制作などは、イラストレーション・撮影・執筆の素材すべてを各社に依頼し、それをデザイナーが創り込んでひとつの作品が生まれます。しかし弊社は、それらを社内ですべて請け負い、更なる高みに持っていこうと考えました。それぞれが互いに連携しあい、最終的な構成を頭に置いて制作にあたります。全てが異分野であった「3つ(trois)」のカテゴリが出会い、「合体(design)」する。それを経営の理念に込め、また創業者である三木の「三」に因んで、屋号を『TROiSDESIGN(トロワデザイン)』としました。

小文字の「i」が伝えるもの

数学において「i」は虚数単位を意味します。虚数単位とは二乗して「-1」になる数の事を表します。オイラーの関係式で「iは無限の力を持つ超越した変換者」という人格を表すそうです。「自分の可能性に制限など持たず常に変わり者でありたい」という意味を込めました。また「identity(アイデンティティ)」の「i」にも因み、「自己同一性」という直訳をより発展させた解釈としてとらえてます。「本来自分の中に存在する秘められた“もうひとつの自分”に出会うことができたならば、想像もつかない素晴らしいidea(アイデア)が生まれる」という思いを込め、あえて「i」を小文字で独立化させました。

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